· 

ありがとう

こんにちは。4月も中旬がすぎ、少しづつ落ち着いてきたのではないでしょうか。

散歩をしていると、かわいらしい花が咲いて居たりして春を感じることができます。

一週間ちょっと前のことです。こげの様子がなんだかおかしい。外にでで変なものを食べてきたのか、もともとのアレルギー体質か年齢かわかりませんが、急に何も食べなくなり、呼吸が苦しそう。もともと食の細いこげでしたが、まったく食べなくなることはありませんでした。病院に行き、詳しく検査はしてもらわず、ステロイドの注射で様子を見ることにし、一緒に帰ってきました。毎日注射を打ちますが、一向に良くならず病院に入院することに。私たち家族もわかっていました。入院2日目。様態が良くないと病院から連絡があり、こげを迎えに行きました。我が家で家族に見守られながらこげは眠りにつきました。

こげへ

お母さんが大好きだったこげ。

ごみ捨ていくのもお母さんについて行って、お母さんが仕事から帰ってくると車庫にお母さんを迎えに行ってたね。にゃごにゃごにゃごにゃごお母さんの足にまとわりついてよく怒られてたね。そんな甘えん坊のこげ。

はじめはおなかを触らせてくれなかったこげが今ではみんなに甘えられるようになったね。

お父さんを夜中に起こして文句を言われて、でも愛おしくでしかたなくて。

子供が苦手なはずなのに、さちとこうきには何をされてもじっとこらえるやさしいこげ。

猫ちぐら工房げんのはじめてのお客様。こげ様。

なーなーなーなーこげの鳴き声。

イライラすると、広告や新聞をよくかみちぎってお母さんに怒られていたね。そんな姿が微笑ましかったよ。

ありがとう。

家族の支えになってくれて。

ありがとう。

ずっと一緒にいてくれて。

ありがとう。

家族になってくれて。

ありがとう。

たくさんの愛をくれて。

ありがとう、こげ。大好き、こげ。愛してる、こげ。感謝でいっぱいだよ。

ありがとう。

 

この一週間こげは息が詰まって苦しかったはず。布団を敷いた箱の中で何度も何度も体制を変えながら少しでも楽になるように頑張っていたね。そんな苦しいなか、最後にお父さんの布団に来たり、お母さんの膝に乗ろうとしたり、こげが私たち家族に与えてくれる大きな愛を感じました。ありがとう。頑張ったね、つらかったね、もう大丈夫だよ。ありがとう。

 

明日、家族みんなでこげのお葬式をします。

こげが安らかに眠りにつけますように。心をこめて。 

 

こげの紹介をしていますのでよかったらご覧ください。

看板猫のご紹介は こちらから